その1週間後の12月18日、とうとうその日が到来しました。
その前日、仕事を終えて帰る直前、私は職場のみんなから感動のあまり泣かされました。というのは、職場の方達から心のこもった千羽鶴をいただいたのです。
私には内緒で、何週間も前から職場の家族の方にまで手分けして、夜のお忙しい最中、鶴を折っていただいたのでした。なんて、この職場はいい人達ばかりなのだろうかと、涙があふれました。
そして、今度は手術当日に、姉家族4人で作ってくれた千羽鶴をもらったのでした。
これで2千羽鶴となって、友貴の手術の成功を祈ってくれることとなったのです。
私は、友貴を通して人の「真心」や「優しさ」そして「愛」を実感させていただきました。
友貴の手術は午前9時から始まりました。直径2~3センチほどの極めて小さな心臓に対して、人工心肺を用いながら、心臓機能を停止しての大変大掛かりで難しい手術なのです。
これほどの大手術ができる先生は、数少ないと看護士さん達や他の入院患者さんからお聞きし、自宅から近いこの病院に先生がお見えになり非常に幸運だったのです。
手術前やその最中に、友貴の人生について夫婦で色々話し合ったり、自分で考え込んだりしていました。
たとえ心臓の手術に成功して大きくなっていったとして、知的障害・身体障害を持って生きて行くことは、友貴にとって果たして幸せなことなのだろうか。
人からいじめられたり、変な目で見られたり、後ろ指さされながら辛い思いをして生きていくことが本当に幸せと言えるのか。それとも、もう一度丈夫な赤ちゃんとして生まれ変わって来ることの方が幸せではなかろうかと。
当時、スピリチュアル的な知識のなかった私は、もし自分が友貴の立場であったならば、健常者として生まれ変わって来る方が幸せに決まっていると考えていましたが、その考えも後から覆されることになるのです。(つづく)
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