友貴や父の入院・手術など、ことあるごとに会社を有給で休んでいましたので、仕事はたまる一方、土曜の夜遅くや日曜日には会社に行き、一人片つけていたのでした。
父の手術から2週間が経ちいよいよ退院の日が来ました。この日も午前中休暇を取り、荷物を運び、父を自宅に車で乗せて帰りました。
「やれやれ、後は友貴の手術の日を待てばいい」と、夜遅く自宅で考えていたところ、また母から夜中に電話がかかりました。
「父さんがまた、尿道から出血して止まらないから、すぐに来て病院に連れて行って!」
このように聞いて、ほっとしていたのもつかの間のことでした。また、友貴や妻のいる病院に逆戻りとなりました。
翌日から父は、MRIやCTなど全身の細かい検査となりました。
その2日後、今度は泌尿器科ではなく、血液内科の先生から、母と姉と私の一家全員が呼び出され、さらに重大な宣告を受けたのです。
「膀胱癌はきれいに取れたのですが、検査の結果、お父さんは『悪性リンパ腫』に侵されており、すでに全身のリンパ節に腫瘍が出来てしまっています。今後、抗癌剤治療を行っていきますが、長くて余命半年、早くて余命3ヶ月です。」
こうに聞かされ、69歳の父には、日頃から何とか平均寿命までは生きてもらいたいと願っていたのですが・・・。
父には、余命のことは話さず、リンパ線に腫瘍があるから、順次取っていくとだけ話していました。
そしてまた、おじいさんと孫の闘病生活が始まったのでした。
それから40日ほど経った12月初旬、今度は友貴の主治医の先生から大事な話があるということで、また夫婦そろって呼ばれました。
「友貴ちゃんの容態が、最近かなり危険な状態になってきています。友貴ちゃんの体重は今3キロ強です。本来ならば、体重が5キロを超えてからでないと手術は無理なのですが、今緊急に手術をしないと命が危険です。手術の成功率は50%以下ですが、手術をすべきでしょう。」
先生のおっしゃることを頼りに一任しました。(つづく)
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